今日もSteam無料ゲーをご紹介。
どことなくレトロで脱力感のある音楽が特徴の「Return.」です。
どんなゲーム?

- タイトル: Return.
- ジャンル:アクション, カジュアル, 無料プレイ, インディ
- 開発元:Breadmeat
- パブリッシャー:PsychoFlux Entertainment
- リリース日: 2018年8月3日
- レビュー:非常に好評 (編集時点)
天使の輪がついた謎のキャラクター(猫?犬?)が、肉体に戻るべく家に帰るゲーム。
操作は矢印キーで移動、Zでジャンプだけの簡単操作。
マウス操作のカーソルが出てくるけど、使いみちはなさそう。

ゲーム開始直後から強制スクロールが始まり、オブジェクトを避けつつギミックを駆使して進んでいく。
グラフィックはドット絵にブラウン管テレビのような滲みかかったエフェクトが、どことなく懐かしさを感じる。
その他ゲーム情報
シングルプレイヤー
日本語未対応
作中に文章がほぼ無いのでプレイに支障なし。
トレーラー
プレイ感想
可愛い見た目に騙された。(いい意味で)
ポップなキャラクターやステージとは裏腹に、難易度は結構シビア。
空中で多段ジャンプが3回できるようになっているが、タイミングを計らないと到達できない場所があったり、「ちゃんとアクション」しないとクリアできない。
あと、このゲームをプレイしていると奇妙な感覚に陥る。
不安にかられるというか・・・
どことなく寂しさやホラーチックな表現があるからだと思う。
例えば、ずっとプレイヤーを見続ける壁の目玉だったり、
敵オブジェクトに接触したとき、ロックマン風にハジけたと思えば、肉片がはね続けていたり、

落ち着きのあるルーズなBGMから一転、ホワイトノイズが流れるリトライ画面だったり・・・

ラスト、ゲームクリア時のシーンは鳥肌がたった。
「魂が体に戻る」だけの設定で、ストーリー性もなにも無いんですが、
意図的に「考察したくなるような」抽象的な作りになっているように感じました。
ゲームがうまい人なら数分でクリアできるほどの短いステージでこれほど印象が強く残ったゲームは他に無いかもしれない。
大げさかもしれないが、ショートショートを読んだあと。みたいな。
個人的評価。いくら払える?

こんな人におすすめ
- ゲームに疲れた人
毒を持って毒を制す。