機能美を追求!理想のPCデスクをDIY!【準備編】

突然ですが、現在の僕のPC作業環境を御覧ください。

実は今、PCデスクがありません。

長年使ってきたIKEAのデスクが傷だらけ汚れまみれになってしまったので撤去することに…

そのため、先日購入したコストコのスチールラックを臨時デスクとして代用しています。

個性的なデスクとみればコレはコレで悪くはないですが、天板が高すぎる&作業スペースが狭いという欠点が…

しかもモニターアームのクランプが設置できないから適当な板を挟んでます。見栄え悪い。

長時間PC作業する身としては辛い。

もう一度IKEAのデスクを買い直すのも考えましたが、IKEAの天板って奥行きが絶妙に狭いんですよね。

ペンタブでお絵かきする時や雑誌や本を広げてPCを操作しようと思うと、もう少し奥行きが欲しい。

ピッタリなものを探すのもいいけど、せっかくなので理想のPCデスクをDIYすることにしました。

今回はその準備編です。

新しいPCデスクに求めるスペック

僕が新しいPCデスクに求めるポイントはこれ。

  • 電動昇降機能付きスタンディングデスク
  • 「モニター+キーボード+本」が余裕で並ぶ奥行き
  • シンプルで木の温かみを感じるような天板

イメージ的には意識高そうなベンチャー企業にありがちなデスクです。

かなり偏見ですがw

■脚選び

電動昇降機能付きスタンディングデスク

まず、天板を支える脚から。

前々から気になっていたスタンディングデスクを導入すべく、脚が伸び縮みする電動昇降機能付きの脚を選ぶことに。

スタンディングデスクはAppleやGoogle、国内なら楽天などなど・・・大手企業が取り入れたことで話題になりましたね。

メーカーはFlexiSpotを選択しました。

電動昇降ユニットについては、あまり選択肢は広くないと思います。
天板の有無や価格を考えると、個人で導入するならここ一択ではないでしょうか。

丁度、クラウドファンディングサイトMakuakeで現行版(E3シリーズ)の廉価版(E1シリーズ)のプロジェクトがあったので、支援報酬にて購入することに。

makuakeで天板なしのリターンを選びました。

メモリー機能付き。

正直、現行版(E3シリーズ)との違いがわかりません。
あるとすれば、積載重量と対応天板サイズでしょうか。

恥ずかしながら僕は座った時の姿勢がかなり悪い。すぐ浅く座っちゃう。
そのせいか、慢性的に肩コリに悩まされています。

このままだと腰を壊してしまうのも必至。
意識して矯正しようと思っても、気づいたら元の悪い姿勢・・・

スタンディングデスクの導入はこれらをきっと打破してくれるでしょう。

ついでに運動不足の解消の一つになってくれれば嬉しい。

製品に関する詳しい情報や使用感は後日改めてまとめる予定です。

■天板選び

「モニター+キーボード+本」が余裕で並ぶ奥行き

天板選びで重要なのは素材とサイズ。
ほぼ常に触れて、目に入るものですから妥協せずこだわりたい。

木材選びにははマルトクショップを利用。
他のサイトと違って見積もりの際に重さが分かるのが便利。

候補の木材をいくつか選び、サンプルを送ってもらいました。ひとつ100円。

上段左から:ナラ無垢材、ナラ集成材
下段左から:ゴム集成材、タモ集成材、タモ無垢材、アカシア集成材

最初、無垢材の高級感に惹かれてそこから選ぶつもりでしたが、実物をみると集成材の切り替わり模様が面白い!

特に、色やパターンではアカシア集成材がきれい。
少し青く、白樺がいいアクセント。(一般的に白樺は嫌がれるらしいが)

ですが、残念なことにかなり柔らかい。
すこし爪を立てただけで跡が残ってしまいました。

下敷きなしで紙一枚にメモしようものなら、一生忘れないメモが刻まれることでしょう・・・

天板としは向かないかも。なので選外。

アカシアのキズ。柔らかい。

タモやナラは硬く、強めでなければ跡がつかない。

タモ無垢材のキズ。強く引っかかなければキズはつかなさそう。
ナラ無垢材の爪痕?どこに傷跡をつけたか忘れてしまった。
けど確かにここなんです。信じてください!

悩んだ末、色・パターン・硬さを総合的に見てナラ集成材に決めました。

次にサイズと厚さ。

先代のIKEAデスクは120cm✕34cm✕60cm(長さ✕厚さ✕幅)でした。
モニター+キーボード+ペンタブや雑誌が入るスペースを考えて幅80cmに。

天板の厚さは30cmに。おおよそ漫画一冊分。
これだけあればモニタースタンド等クランプ式アイテムを設置しても安心です。

長さは大は小を兼ねるということで160cmにしました。

これでもう作業領域が狭い!ということはないでしょう。

大きい広い is justice

オプションで面取りとヤスリがけ、また、それなりに全長があるので反り止めをお願いしました。
ちなみに、このサイズにした場合の値段に関しては

タモ無垢材>ナラ無垢材>ナラ集成材>タモ集成材>ゴム集成材>アカシア集成材

でした。集成材よりも無垢材が、また、硬いものほど高価になる傾向にあるようです。

■塗料選び

シンプルで木の温かみを感じるような天板

自然塗料のオスモカラーを選択しました。

デスク上で飲み食いする可能性があるので拭き取りや熱耐性のあるウレタン塗料も考えましたが、
せっかく立派な木製天板をチョイスしたので、木の手触りや温もりを損なわない自然塗料から選ぶことに。

DIY塗料で有名なものといえばワトコオイル、ブライワックスがありますが、これらは水拭きには弱い。

きれいに使うのを前提としても、水拭きぐらいはしたい。

ということで、水拭き可能らしいオスモカラーをチョイス。

ナラそのものの色をそのままにしたいのでクリアカラー&エキストラクリアーにしました。

■まとめ

理想のPCデスク構成はこうなりました。

天板

素材
ナラ 集成材
サイズ(長さ✕厚さ✕幅)120cm✕34cm✕60cm
重さ約26kg
オプション埋込み型反り止め+面取り+磨き
金額
37,760 円

塗料

種類
自然塗料
メーカーオスモカラー 0.75L缶
(エキストラクリアー、ノーマルクリアー3分つや)
金額10,560円

購入を決めてから即Amazonn で購入してしまいましたが、楽天ショップかオスモカラーの公式サイトが最安だと思います。

サイズももっと小さいのがあった…ショック!!

メーカーFlexiSpot
型番E1B1(天板なし)
金額26,800円

合計金額:75,120円

見ての通り、今回のDIYのコスパは悪いです。

一番長く触れる一つですから、妥協したくない。必要経費だと思って金額には目を瞑っています。

慎重に組み立てて大事に使おう…!

以上、準備編でした。

次回、ドキドキの塗装・組み立て編です。