機能美を追求!理想のPCデスクをDIY!【スタンディングデスク・完結編】

PCデスクDIY第3弾。

前回の塗装編で天板が完成したので、今回は電動昇降脚を組み立てていきます。

前の記事を見てない人はそちらもご覧いただけると嬉しいです。

機能美を追求!理想のPCデスクをDIY!【準備編】 機能美を追求!理想のPCデスクをDIY!【オスモカラー塗装編】

電動昇降デスク「E1シリーズ」のスペック

FlexiSpost製のE1シリーズを購入しました。
搭載機能からして現行品の「E3シリーズ」の廉価版にあたります。

積載重量や天板サイズ、昇降範囲に多少の違いはありますが、「ほとんど一緒じゃね?」という印象。

E1シリーズ(公式サイト)E3シリーズ(公式サイト
積載重量70 kg80 kg
最大速度25 mm/s38 mm/s
入力電圧100-240 VAC100-240 VAC
上下昇降範囲710-1210 mm60-1280 mm
対応天板サイズ100-160 cm ☓ 50-80cm120-180 cm ☓ 60-80cm
メモリー機能オプションありあり
値段
(2019/2/8現在)
32400円(メモリー機能あり)
26400円(メモリー機能なし)
46900円

僕のように天板を別に用意する人は天板自体の重さを考慮する必要があります。(といっても70kgは必要十分)

じゃあ値段の違いはなんだ?といえば、脚の作りでしょうか。
E1シリーズはモーターは片足のみ。プロペラシャフトが回転して昇降します。

見えないところの企業努力で安価で販売ができてるんですね。

画像は取扱説明書のPDFから引用しました。

E1シリーズ(購入品)

E1シリーズはプロペラシャフトで昇降する。

E3シリーズ

E3シリーズはビームが伸びていて左右のモータが駆動する。(多分)

僕はタイミングよくクラウドファンディングで支援者募集の案内を見つけたので、26800円で購入。(天板なし)
E3シリーズと同機能を搭載していて値段が2万円安いとなりゃあ飛びつかない訳がない!

組み立て→ケーブル整理

スタンディングデスクの組み立て+天板設置

内容物はコチラ。

さらっと組み立てます。
組み立て手順は公式サイトの動画を参考にしました。

コチラが組み立て後。
脚間隔は830-1290mmまで調整できます。

次に天板をネジで固定します。
ナラ材はとても硬いので、下穴必須。


ひとまず組み立ては完了!

…ですが、ケーブルが見るに耐えないので整理します。

配線を整える

E1シリーズはE3シリーズと違ってビーム部分のケーブルカバーがありません。
なのでケーブルオーガナイザーを自作しました

用意するのはメッシュパネルとマジックバンド。
100均(セリア)でも取り扱ってましたが、柔らかくったのでアイリスオーヤマ製を購入。

マジックバンドはAmazonで安く大量に購入できます。
結束バンドでも良いですが、配置換えする時毎回切ることになるのでマジックバンドのがオススメです。

これらをこうして、

こう。

天板への固定はケーブルタイクリップを使いました。
安価な割に、粘着も充分。今後も出番がありそうです。

+α ヘッドフォン掛けも設置。

ついでなのでヘッドホン掛けも自作しました。

近所のホームセンターでコの字型の金具を購入。500円。

机裏にネジで設置。

後から調べたんですが、ヘッドホンフックって安いんですね。
机にキズつけたくない場合はこっちでいいかも。

完成!!!

やっとまともにPCできる〜


E1シリーズをつかってみて分かった。良いところ、悪いところ。

  • 良いところ
    • 気軽にスタンディング作業できる。電動だから。
    • 駆動音が静か。
    • メモリー機能はもちろん、アラーム機能が意外と便利。
  • 悪いところ
    • スタンディング時の横揺れがすごい。
  • 人によるところ
    • コードの取り回しは考える必要がある。

◯ 気軽にスタンディング作業できる。電動だから。

電気とモーターのちからって偉大。

ボタンひとつで立ち作業できるのでストレスは0!
座り→立ちに移行する時間は10秒ぐらい。

スタンディングし始めて気づいたことは、スタンディング状態だと作業に集中できる!気がする。

なので座り続けて「疲れたな〜」以外にも、「集中できないな〜」って時に立つようにしています。

ちなみに、高さイメージはこんな感じ。71.0cmから1210.0cmまで。

ボタンを押している間モーター駆動するので、1mm単位で調節しようとするのは難しいです。一度設定してしまえば記録できるので最初だけですが。

◯ 駆動音が静か。

モーター駆動なので少なからず振動と音がしますが、壁が薄いアパートでも使えるレベル。

どんな時間帯でも使えるのはいいですね。

◯ メモリー機能はもちろん、アラーム機能が意外と便利。

座り続けてる人に対してスタンディングを促すアラーム機能がついていますが、僕の場合は立ち時間のタイマーとしてアラーム機能を使っています。

意志の弱い僕はすぐ疲れて座りたがるので…w

アラームの音量調整はできません。ヘッドホンを使っていると聞こえない場合があるかも。

☓ スタンディング時の横揺れがすごい。

縦方向にはほとんど揺れませんが、横方向はかなり揺れる。
脚よりも天板の方が重いからかも…

タイピングしてるだけでも気になる時がある。

イラストを書く場合は、左手で机を抑える形になるのでほぼ揺れません。

脚自体、いくつかの部品で構成されるのでこればっかりは仕方ないのかなあ…と。
慣れて気にならなくなるのを願います。

スタンディング状態でPCゲームをしたい!(FPSとかマウス操作が激しい系)って人やDTMでガシガシ鍵盤叩く!って人は、あまりオススメできないかも。

ちなみに非スタンディング状態でも少しだけ揺れはしますが、ほとんど気になりません。

△ コードの取り回しは考える必要がある。

組立時にも書きましたが、E1シリーズにはケーブルカバーがないので電源ユニットの取り回しやコード類の取り回しを工夫する必要があります。

短い電源コードやHDMIケーブル等使っていると長さが足りないこともあるでしょう。

僕の場合、PC本体がサイドテーブルにあるので、デスクを上げすぎるとコードが引っ張られます。

あと、やっぱり見栄えですね。きれいな方が掃除も楽だし。

考え方次第ですが、(いつかやらなきゃ。いつかやらなきゃ。)と思ってたコード整理をするいい機会になったので個人的には良かったですw

おわりに。

PCデスクをDIYするにあたって掲げてたスペック

  • 電動昇降機能付きスタンディングデスク
  • 「モニター+キーボード+本」が余裕で並ぶ奥行き
  • シンプルで木の温かみを感じるような天板

これらを充分満たす満足のいくデスクができました。
色塗ってネジ止めただけだけど、DIYしたっていう達成感も。
DIYにハマりそう。

天然の木材を使った天板なので経年変化も楽しみです。

今後は天板のメンテナンスも必要になるので、時間を空けて記事にできたらなと思います。





え?こんなデカイPCデスク作って普段どんな作業するのかって?

ほとんど映画・アニメ鑑賞とゲーム(PS4)です!!!!!

ここまで見てくださってありがとうございました。